小児矯正
徳島県板野郡
藍住町の歯医者
「さいじょう歯科」の
小児矯正治療の
特徴について

なるべく歯を抜かない・お子さまの負担を少なくする矯正方法
バイオプログレッシブ法による
診断と治療
当院の小児矯正治療では、「バイオプログレッシブ法」を軸としてご提供しています。バイオプログレッシブ法とは、患者さまの一人ひとりのお口の状態、歯並びの症状に合わせて、細やかにオーダーメイドの矯正治療を行うためのメソッドです。
最初にレントゲン撮影をもとに矯正治療の方向を決定してから、お口の中を前歯・側方歯・奥歯の3つのブロックに分けて矯正を進めていきます。
事前の検査項目もとても細かく、診断も通常のやり方に比べて非常に多くの診断パターンに分けることができます。そのため、矯正治療をより精密に行うことが可能となり、最終的な仕上がりも理想的なものに近づけることが期待できます。
通常よりも弱い力で歯を移動させていくため、生物学的にも“歯に優しい(=比較的痛みや負担が少ない)”とされる矯正方法となります。
実績豊富な歯科医師が担当いたします
バイオプログレッシブ法による矯正治療では、患者さま一人ひとりの歯列(歯並びや噛み合わせ)に合わせてワイヤーの矯正装置を細かに、幾度も曲げたり調整を行う必要があります。
このことから、バイオプログレッシブ法は担当の矯正歯科医によって仕上がりに影響が出やすい治療法です。
また、治療を行う側としても個別に細やかな施術が必要となるため、技術や知識だけでなく患者さま一人ひとりに寄り添う丁寧な診療を行えることが必要となる矯正方法とも言えます。
こうした理由から、患者さまがバイオプログレッシブ法での矯正治療を希望されても、なかなか受けられない場合が多いのが実情です。
当院の小児矯正治療では、これまでも多くの小児患者さまと保護者の方のお悩みに寄り添ってきた歯科医師が親身に診療を行い、なるべくお子さまへの負担を少なくできるようにと努力しております。
セファログラムX線撮影装置を完備
当院の歯科用CT診断装置は、歯列矯正の最適な治療ゴールを設定する際に重要となる、セファロ撮影を行うこともできる機材を導入しています。
歯科医院でレントゲンを撮影する場合、通常は歯全体と上下のあごが撮影対象となりますが、セファロレントゲンでは頭部全体を側面から撮影します。

これにより、歯やあごの状態の確認だけでなく、頭に対してあごの大きさや位置・上下のあごの位置関係・歯とあごの位置関係など、様々な情報を入手することが可能となります。頭部全体の状態を詳しく把握できるため、矯正治療前と後の比較や経過観察にも有効です。
これからも、地域のお子さまの
健康と笑顔を支えたい
近年、矯正歯科治療も身近な治療となってきており、歯並びの見た目を気にされるお子さまも増えてきているように感じています。
歯並びのコンプレックスは、普段のコミュニケーションや学業、前向きに⾏動する上でも⽀障になることがあるため、なるべく早い段階でそうした原因を取り去ってあげて、楽しい⼈⽣を送ってほしいと思っています。
お⼦さまの頃から⻭並びが良くなれば、コンプレックスを取り除くきっかけとなり、今後の⼈⽣にも良い影響を与えるのではないかと考えております。
小児矯正治療は自費診療となります。お気軽にご相談ください。
当院の小児矯正治療の
特徴について

小児矯正を行う目的・メリットとは?
矯正を始めるには年齢を問わず何歳からでも可能ですが、子どもと大人では治療にかかる時間やリスクが大きく変わります。子どもの骨は成長途中のため、その成長に合わせて自然に治療ができ、非抜歯(歯を抜かない)で治せる場合もあります。
抜歯を回避できる可能性に加え、大人になってから矯正を行う必要がなくなること、また、もし大人になってから矯正をする必要が出てきた場合でも、通常より「治療が簡単に済む(治療期間が短くて済む、費用が安く済む)」「仕上がりがよりキレイになりやすい」といった将来的なメリットも多く考えられます。
小児矯正はいつから始める?
(矯正するタイミング)
小児矯正を始めるにも、いつぐらいから始めたらいいか分からない方も多いかと思います。
子どもの矯正歯科治療は、あごの骨が成長する 6~12歳までの間に行うのが有効だと言われています。
この時期に矯正を行うと良い理由は、骨が成長途中のため上あごと下あごの大きなバランスや、歯とあごの大きさのバランスがある程度コントロールできるからです。
また、骨格的に問題がある場合は4~5歳で、歯並びが気になる場合は8~9歳を目処に一度検診を受けると良いでしょう。ご家庭での判断はなかなか難しいかと思いますので、気になった時に遠慮なくご相談にお越しください。
小児矯正について気を付けて
頂きたいこと(矯正する時の注意点)
- 矯正装置をつけることにより、正しいブラッシングができていないと虫歯になりやすくなります
- 矯正装置は患者さま本人に付けてもらうものが多いので、矯正に対し協力的な姿勢が必要となります
- 小児矯正は、あごの成長が安定するまで行う必要があるので、治療期間が長くなる場合があります
- 矯正装置を装着している間は、コンプレックスにならないように常に理解の姿勢を見せてあげてください
最近では、矯正治療を受けられるお子さまも多くなってきています。できれば小学校中学年ぐらいで始められたら、特に問題ないかと思われます。
早期矯正治療について

近年、歯並びや噛み合わせの異常が顎関節や全身にまで悪影響を及ぼすことが分かってきました。
そうした異常を、よく噛める正常な形に治す方法として、成長発育の盛んな歯の生え変わりが進む時期に、歯の生え方や顎の成長などをコントロールして完成に導く矯正治療法があります。
永久歯列期から始める従来の矯正法に比べると、早期に始めるこの方法の主な利点は以下のようなポイントが挙げられます。
小臼歯を抜く割合が
少なくなること
歯の根の吸収が
起こりにくいこと
口元をより綺麗に
仕上げられること 等
正しい形に完成した子どもの歯並びや噛み合わせは、ご本人と保護者の方と歯科医師が力を合わせて創作した芸術とも言えましょう。ですから、途中で辛い時や苦しい時もあるかもしれませんが、三者が一体となってハードルを一つひとつ超えていくことにより最良の結果が得られます。
こうして仕上がった歯並びや噛み合わせは、子どもに最高のハッピースマイルを与え、さらに一生の健康を支える強い味方にもなってくれるはずです。
使用する矯正装置の
ご紹介

通常の矯正歯科治療では、歯一本一本にブラケット(ボタンのような小さな装置)を接着し、そこにワイヤーを通して力を加えることで歯を動かしていきます。
当院のブラケットは、一般的なメタルタイプ(銀色の装置)と、目立ちにくい透明なセラミックやプラスティックタイプをご用意しております。
メタルブラケット
丈夫で価格もリーズナブルな
ワイヤー矯正
歯の表面に金属性のブラケットを接着する、一般矯正(唇側矯正、頬側矯正)に使用される最もオーソドックスな装置です。

メリット
- 金属製のため薄くて丈夫であり、
歯にかける力の調整がしやすい - 多くの不正咬合の症例に対応できる
- 他の装置に比べて安価なため、
治療費を抑えられる - 金属部分に汚れがつくと曇りですぐに分かり、歯ブラシによるお手入れが比較的簡単。
デメリット
- 銀色のブラケットが目立ち、
審美的に劣る
デメリットへの対応策
矯正器具をあえて“アクセサリー”として楽しむ。色付きのモジュール結紮でカラーコーディネーションを楽しむ方もいらっしゃいます。
セラミックブラケット
透明で目立ちにくい
ワイヤー矯正
メタルブラケットの「審美的に劣る」という欠点を補うために作られたブラケットです。変色せず、自然な歯の色に近いセラミックを使うことで、金属のブラケットに比べて目立ちにくくなっています。
また、金属を使用していないため、金属アレルギーの方でも安心してお使いいただけます。

メリット
- メタルブラケット同様、多くの症例に
対応できる - 装置が透明なセラミックでできているため、目立ちにくい
- 非金属性ブラケットのため、
金属アレルギーの方でも使用可能
デメリット
- メタルブラケットに比べ、
費用はやや高い - メタルブラケットより多少強度が弱く、
壊れやすい - メタルブラケットより治療期間が
長くなる場合がある
デメリットへの対応策
歯が削られないようにブラケットのポジション(接着させる位置)を工夫し、ある程度治療が進んだ時に良い位置に付け替えます。
また、ブラケットの除去時には、衝撃や痛みが出にくいよう注意をしながら除去を行います。
プラスティックブラケット
白くて目立ちにくい
ワイヤー矯正
メタルブラケットの審美的に劣るという欠点を補うために作られたブラケットです。歯を傷つけにくく、他のブラケットよりも比較的安価でご利用いただけます。

メリット
- 白い装置で目立ちにくい
デメリット
- 着色しやすく、摩耗しやすい
- 摩耗が激しい場合、ブラケットの
つけ直しを行わないとならない - ブラケットのつけ直しを何度も行うと、
治療期間が延びる可能性がある
患者さまの症状やご要望に応じて、最適な矯正方法や装置をご提案しております。まずはお気軽に当院へご相談いただければと思います。